自信を取り戻すまでやるしかない

2020年2月23日GAME2岐阜スゥープス57-70埼玉ブロンコス

アベロン・ジョン・ジュニア選手

試合総評:序盤リードを奪われたスゥープスだったが、#18山田洋介が入り、のこり1秒でのシュートを決め切ると、山田の連続得点で同点。さらに#32ビンゴ・メリエックスからのパスを#5アベロン・ジョン・ジュニアが豪快にアリウープで決めて逆転。第1Qは2点をリードした。しかし第2Qに入ると埼玉が外国籍選手を中心に攻勢を強め次々と得点を重ねていく。一方でスゥープスは、内角外角共にシュートが決まらなくなり差は開く一方。新加入の#22増本優太や#33荒川凌矢を投入するなど、先を見据えた戦いに転じ、最終盤にその増本が2連続3ポイントシュートを沈めたものの、チーム力の差を見せつけられる結果となった。

落慶久HC

落慶久HC

Q結果として若い選手に経験を積ませる試合となってしまったが?

昨日は正直ディフェンスが崩壊してしまったが、今日はそこに関してはアジャストできた。その一方で、そのディフェンスにエナジーを使いすぎたのか、通常であれば入るシュートが入らなかった。今後残りの約10節をどう戦っていくのか、荒川と増本を使って経験を積ませるという部分もあるし、彼らが活躍できるということは、この節である程度読めてきたので、そこは収穫だったと思う。

Q序盤の山田選手のプレーは良かった。いい流れを持ってきそうな感じがあったが?

彼にはきっちりとした役割を与えた上で、いいパフォーマンスをしてくれていると思う。山田だけでなく他のベンチプレーヤーも、誰が出てもチームのベースを崩すことなくやれる選手ばかり。主力ばかりで戦ったらここまでの差は出なかったかもしれないが、けがのリスクもあるし、タイムシェアをしながら戦える環境を作りたい。

山田洋介選手の奮闘で第1Qはリードしたが

Q次節以降に向けて?

八王子に関しては、前回ホームで1勝1敗で十分戦える相手。八王子はメンバーも変わっているのでゼロからスカウティングして備えたい(コロナ対策で延期)。うちは下から2番目のチーム。相手がどこであろうと常にチャレンジャーとして諦めずに戦い続けるしかない。

荒川凌矢選手 あらたなPGとして期待がかかる

#33荒川凌矢

Q今日のゲームを振り返って?

デビューして2試合目でしたが、ディフェンスを激しくして失点を抑えようと取り組みました。その部分は良かったと思いますが、シュートの確率が悪かったのでそこは反省点かなと思います。

Qスゥープスに加入した経緯と手応えは?

Bリーグでプレーしたいとずっと思っていた中で、僕の中で環境を変えないといけないと思って連絡させてもらいました。クラブの方でプレーしていましたが、吉田選手がけがをして奇跡的に僕がコールアップされた形です。吉田選手と大学を卒業してから何回かプレーしていて、一緒にプレーしたかったのでけがで残念ですけど、ぼくはもうやるだけなので。自分の持ち味をしっかり発揮してやれば、必ず勝利につながると信じてがむしゃらにやりたいですね。

Q自分の特長は?

自分の持ち味は激しいディフェンスやピックアンドロールを使ってのパスとかジャンプシュート。得点はもちろん、積極的にアタックしてアシストなども伸ばしていきたいと思います。今日もたくさんのブースターの人に応援に来ていただきました。こういう環境でプレーすることは初めてでしたが、すごく自分のエナジーになったので、ブースターの期待に応えられるようにやっていきたいと思います。

シュートの精度だけだったと岩松永太郎選手

岩松永太郎

Q今日の試合の感想は?

ディフェンスはしっかりやれたと思います。ただシュートが入らなかった。それだけだと思います。連敗していますが、今は個人的にものすごくいい経験が出来ていると思うので、しっかり切り替えて、残り20試合は来季に繋げるための準備として闘いたいと思います。

Q残り試合の目標は?

去年の20勝は最低ラインです。個人的には失敗してもいいからいろんなことにチャレンジして、自分の引き出しを増やしたいですね。やっぱりB3で終わりたくない。東海大の同期や先輩がB1やB2で頑張っているので、そこを念頭において残りの10節を戦いたいと思います。

Q(吉田)健太郎選手のけがで負担もまた増えそうですが?

あいつがいなくても戦えます。荒川も入ってきたしすごく楽しみなところもあります。健太郎は毎日連絡を取って、練習でもコミュニケーションをとっています。あいつも悔しいと思いますけど、彼の気持ちも背負ってやっていきたいと思います。でも楽しいですよ。いつも通り楽しいです。

新加入増本優太選手は2連続3ポイントで一矢報いる

金沢戦GAME2コメント

2020年2月9日岐阜スゥープス80-86金沢武士団

ホームで連勝を期待した試合だったが・・・

試合展開

序盤から相手を圧倒し、大量リードを奪ったスゥープスだったが、第2Q残り2分38秒で#37吉田健太郎が負傷退場すると状況が一変。金沢の猛攻を止められず、最大24点あったリードを逆転されるという屈辱的な負けを喫した。

落慶久HC

落慶久HC

何と言っていいのか、あり得ない負け方でした。これまでの逆転負けと違う負け方ですし、向こうが前掛かりで来ているところに対して、うちが裁ききれなかった。経験不足で片づけていてはいけないですが、(吉田)健太郎のアクシデントがあって集中しきれないところが見て取れました。そこを集中させられなかった僕の責任も正直あると思います。必死に戦ってくる相手に対して、安心する余裕はうちにはないです。チーム全体の課題として受け止めてやっていかないと、成長できないと思います。

Q試合後のロッカールームではどんな声を掛けたのか?

前を向いてやっていくしかないということと、継続してやり続けること。チームとしてどういうふうに戦っていくか、一人ひとりが何を成し遂げたいかというところをもう一回考えないといけないと思います。

Q前半少しリードをし過ぎて油断してしまった?

それはあるかもしれませんね。2クォーターまでみんなシュートが入っていたし、嫌な予感はありました。でも24点も離れていましたからね。今までのゲームよりも少しダメージが大きいと思います。

Qとはいえ、この敗戦を教訓にしないといけない。

とにかく気持ちを切らさないこと、これだけホームで応援をされている中で、情けないプレーをするということは恥ずべき事だと思っています。選手はどれだけ気持ちを出して挑むのか、次に期待したいですし、僕のコーチングやマネジメントも改善しないといけないと思っています。

園田大祐選手はAJに次ぐ15得点。

#3園田大祐選手

Q先発に戻って、今日は15得点。タッチが戻ってきた感覚は?

そうですね、今シーズン始まってから、ずっとガードのピックアンドロールからのオフェンスだったので、自分がそれにどう絡んでいけばいいのか戸惑っていた部分がありました。先々週くらいからパスも回り出して、自分はボールを触りながらリズムを作るタイプなので、触れるようになって思い切ってプレーできるようになった感じです。

Qしかし、悔しい結果になってしまいましたが?

第3、第4クォーターにうまくこっちのリズムでゲームができないことが多いので、どうすればいいのかチームで話し合って、コーチの事を信じてついていくしかないと思います。第4クォーター終盤は選手たちも落ちてしまうところがあるので、僕たちが鼓舞して最後まで集中を切らさないように戦いたいというのはあります。

Q2試合を通じて、園田選手の動きがとてもチームのプラスになっていると感じました。

ありがとうございます。自分は思い切ってプレーするだけです。オフェンスで貢献したいとずっと思っていましたけど、それ以外でもリバウンドを取るとか泥臭いプレーを自分が出た時は頑張りたいと思っています。控えの選手も、山田選手とか中野選手や曽我選手もみんなポイントポイントで活躍しているので、そこに自分も含めてチームのプラスになっていけたらと思います。

Q今日は中野選手の3ポイントを観ることができて良かったです。

あれは、たぶん本人も入ると予想してなかったシュートです(笑)。

中野大介選手
曽我嘉宏選手

意地の第4クォーター 勢いに乗ったスゥープスは止められない

2020年2月8日(土)GAME1岐阜スゥープス81-71金沢武士団

最下位金沢武士団とのホーム戦。11月のアウェイゲームでは2連敗しているだけに、絶対に負けられない戦い。できれば2連勝で乗り切りたい戦いとなった。

両チームともにターンオーバーが多くリズムを作りきれない中、岐阜スゥープスは第2クォーター残り5分頃からエンジンが掛かり出し、#3園田大祐の3ポイントシュート、#5アベロン・ジョン・ジュニア(AJ)のフェイドアウェイなどで逆転すると、相手のファウルトラブルに乗じて39-34と5点リードで前半を終える。

勝負の後半、スゥープスは、#8田中昌寛のスティールから放ったシュートを#24ジョセフ・ウォルフィンガーがリバウンドをしっかり奪い得点につなげ、直後にも園田のシュートが決まり、52-41とリードをこの試合最大の11点差に広げる展開。しかし、第4クォーターに入ると、相手の勢いに圧され残り3分を切った時点で68-69と逆転されてしまった。

ここで奮起したのは#0岩松永太郎。思い切りの良い3ポイントシュートですぐに逆転すると、ドライブからのシュートも決め切りリードを広げる。最後は#37吉田健太郎がフリースローを決めて81-71で辛くも勝利した。

試合内容としては、もっとしっかりと勝ち切りたかったところだが、園田をはじめ#18山田洋介など、これまで出場時間が少なかった選手もプレー時間を増やすことができ、より戦力の増強ができた印象を持った。特に山田はリバウンドや記録に残らないプレーでも貢献した。

落慶久HC

——もっと引き離して勝てる試合だっかなという印象もありますが?

「これまでは消極性の表れでターンオーバーを繰り返していましたが、今日は逆に積極性が前に出過ぎて、チーム全体がフワッと上がっていたのかなと思います。チーム全体を落ち着かせること、前半でリードされなければいいかなと思っていました。だから始めの段階でベンチのプレーヤーを出すなどしてマネジメントをしましたが、冷静に入れば差はつけられたと思います。」

——守備のシステムが変わりましたが?

「金沢のポイントを考える中で、中心となる選手を自由にやらせないこと、アウェイではやりたいようにやられたので、そこは絶対にやらせないと、チームのグランドルールとして試合前に徹底しました。一週間そういう準備ができました。」

——第4Qで一旦、逆転されましたが?

「得点差を二桁に乗せられなかった時点で、今日もクロスゲームになるだろうと思っていたので、全然慌てもしませんでしたし、そこで勝ち切れないと成長していると言えないと思っていました。実際に残り3分で逆転されて、そこからまた10点つけたというところは、彼らもしっかりと学んでいると思います。」

——先発の園田選手、そして山田選手もいい働きをしていましたが?

「彼らは20分、30分出場するプレーヤーではないと思いますが、先週、園田は長い時間起用して感覚もだいぶ戻ってきましたし、自分のするべきことをやって思い切りシュートも打っていました。それはチームにとってプラスの材料になっていると思います。山ちゃんは身体が強いですし、バスケIQが非常に高いので、試合で使うたびに僕の中では評価を上げている選手です。今日は日本人選手で相手のマレー選手に付けるのはマサ(田中昌寛)以外で彼しかいないと思って、スモールラインアップで行くときは山ちゃんを使うと決めていました。昨シーズン、ケガで出場できずに悔しい思いをしていたのを、今はコートで体現してくれているので、すごく信頼をしています。」

山田洋介

——勝利に大きく貢献しましたが今の感想は?

「アウェイで大敗をしていたので、実際にやるまでは不安の方が大きかったです。その悪いイメージをディフェンスのシステムを変えて、相手のポイントとなるガードの選手にボールを持たせないようにして、それで周りが上手く動いて柔軟に出来たと思います。田中選手のディフェンスとかもめちゃくちゃ良くて、それが今回の勝利に繋がって嬉しいです。2敗すると追いつかれるというのもありましたし、感無量です。」

——去年はケガで悔しい思いをしましたが、プレイタイムも増えてきました。気持ちも充実して来たのでは?

「去年は全然出場できなくて、今シーズンになってちょっとずつ出させてもらうようになりましたが、自分だけではなく、みんな何かしら苦労しているので。自分は短い時間の中でもやれることをやるとか、もっと使ってもらえるように自分を磨いてアピールするとか、プロとして実力の世界なので、自分を高めるしかないと思います。」

——今後意識したいことは?

「オフェンスリバウンドとか、一番サボりやすいところですかね。入らなくても何かマイナスになるわけじゃない、そういう見えないところが自分の長所だと思うので、出場時間が短い中で、その分フルパワーでやれると前向きになってやりたいですね。今日はちょっろアピールできたかと思います。」

岩松永太郎

——勝利の要因は?

「東京サンレーブスに連敗して帰ってきて、その時にすごくメンタル的に落ち込んだんですけど、今週8社もスポンサーがついたというのを見て、『フロントが死ぬ気で頑張っているのに自分は全然足りていない』と思ったんです。僕はスポンサー企業で働かせていただいているのに何も恩返しできていないと思って、今週は『やらねえとな』という感じで行けました。正直、サンレーブスもその前の静岡も負ける気はしなかったんですけど、ただちょっと最後のところでうまくできなかった。今回は気負わずにいつも通りやれば絶対に勝てると思っていたので、リラックスしてプレーすることができました。」

——第4クォーターで逆転されてすぐに3ポイントシュートを決めましたが?

「いつも通りの負けパターンだと思ってヤバイと思ったんですけど、あそこはずっと自分で移行を思っていたので、強気で打ったシュートが入っただけです。」

——前半はスゥープスらしくない、3ポイントシュートが1本だけしか入りませんでしたが?

「それは自分も感じていて、園田さんは打てば入るので僕が活かしてあげられなかったと思います。園田さんや田中さんを使おうという意識がすごくあるので、後半いいところで決めてくれたのは本当にありがたかったですね。」

——明日は今季初の2連勝を目指したいところですが?

「勝たないといけない試合ですね。今後僕らがB1、B2に行くことを意識しながら、常に上を見てやっていくためには勝たないといけません。現状維持ではダメだと思うので、今シーズン初の連勝をしっかり決めて、簡単に勝てる試合ではないと思いますけど、やる事をやって勝ちたいと思います。」

甘美な歴史的郡上初勝利!

2020年1月25日第17節岐阜スゥープス86-74静岡ベルテックスGAME1

試合前:年明けから2位、1位と厳しい上位対決をこなしてきた岐阜スゥープス。今節は9位の静岡ベルテックスが相手。新規参入チームだが第7節のアウェイ戦では連敗を喫しており、何が何でも2連勝してリベンジを果たしたい。

オープニングアクトはスペシャル版”曽我劇場”

戦評:岐阜スゥープスチアリーダーズによるオープニングアクトに#7曽我嘉宏が登場。今節は曽我の地元・郡上での開催ということで、”郡上踊り”を盛り込んだダンスで会場を沸かせた。そのアゲアゲムードの中、スゥープスは序盤からタイトな守備で相手を翻弄し、前半を14点のリードで折り返す。しかし第3Qは、相手の外国人選手を止められず、ファウルも貯まり貯金を全て使い果たし、さらに#24ジョセフ・ウォルフィンガーが4ファウルでベンチに。コートには外国籍選手が#5アベロン・ジョン・ジュニア(AJ)だけという”オンザコートワン”とピンチに陥ってしまった。

田中昌寛選手は4Qだけで12点。さすが”ミスタースゥープス”

第4Qは60-60の同点からスタート。まず先に、相手のベンチテクニカルで得たフリースローを#8田中昌寛が落ち着いて決めると、さらに田中は、左45度からのスリーポイントを見事に沈める。その後スゥープスはしっかりと試合をコントロールし、一番の見せ場は#17杉本憲男とAJの連係によるダンクシュート。郡上のブースターを大いに盛り上げ、岐阜スゥープスは2年越しで郡上初勝利を飾った。

今シーズン初の連勝を目指したいと落慶久HC

落慶久HC

Q今日のゲームの感想は?

「想定通りのゲームになったと思います。第3Qでいろいろありましたが、何が良かったかと言うと、選手たちが(吉田)健太郎がけがで出場できないことに対して、マイナスな捉え方ではなく前向きなエナジーを出して、それを遂行できたというところですね。本当に評価に値すると思います。先週の岩手戦も負けましたが点差ほどの差を感じることもなく、得るものが多い試合でした。いまはチーム全員が自信を持って、”何が良かったのか、何が悪かったのか”語れるようになってきています。我慢しながらみんなに考えさせるということをやってきた成果が出てきたと思います。」

Q追いつかれても自分たちのバスケットができたと思いますが?

「精神的な支柱である田中昌寛が、今シーズン一番の活躍をしてくれて、やはり彼はスゥープスの心臓であり安定をもたらす選手です。プレー面だけでなく精神面でも柱だというのが、今日の試合で再認識できたと思いますし、ブースターのみなさんにもやっぱり”ミスタースゥープス”だと思ってもらえたのではないでしょうか。彼はくぐり抜けてきた修羅場の数が違いますね。いつもハードにトレーニングをしていますし、時間の少ない中で努力をしてデベロップメント(進展・発展)しようとしていて、その結果が少しずつ出てきていると思います。それをひとつもブレずにやり続けるところは、若手にも見習ってほしいと思います。」

シュートブロック7本のジョー選手と16本のリバウンドを記録したAJ選手。まさに鉄壁のディフェンス

Qジョーが4ファウルになった時にも#25中野大介選手がしっかりと繋いでくれましたが?

「今日は大介を使って、さらに言うと外国人はAJのみで、残りの4人をアウトサイドの日本人という”スモールラインナップ”を初めて試してみました。曽我や周りのみんながしっかりと気遣いできるメンバーばかりなので、ブレずにやり続けることができてチームが一つになった結果が勝ちに繋がったと思います。」

Q明日もこのリズムで続けていきたいですね?

「今年、シーズンを通してずっと言っているのは、みんなで決めたルールでシーズンを戦おうと、それを40分間続けること、継続することをテーマに言ってきています。一試合が終わったから終わりではなくて、2試合あるわけですから、明日も同じようなパフォーマンスを選手たちがして、今シーズン初の2連勝を目指したいと思っています。地元の曽我が頑張りましたので、明日も頑張ってくれると思います。」

地元開催でもチーム優先で自分のプレーに徹した曽我嘉宏選手

曽我嘉宏

Q郡上で勝った感想は?

「初めて郡上で勝てました。ブースターのみなさんに感謝ですね。」

Q勝てた要因は、自分のダンスがあったから?

「そうでしょうね(笑)。あれでだいぶ選手がリラックスして、相手も飲まれたと思いますので。これからいろいろな選手がやったら面白いと思います。

Q練習はどれくらいしましたか?

「10日間くらいですね、合わせたのは3回ぐらいでした。仕事の合間に時間を見つけて練習しました。」

Qマジメに言うと勝因は?

「やはり第3Qで同点になった時に、自分たちで修正できたというのは、選手が成長したところだと思います。そこが勝てた要因だと思います。」

Qこの一勝は自分にとって?

「歴史的一勝です。明日も勝って歴史に名を残したいと思います。」

Q明日は10点でも20点でも取ってもらっていいですよ。

「そうですね。まず2点を取りたいですね。まあでもチームのひとつのピースとして自分の仕事をやり抜きます。ダンスはリズム感がないですけど、明日もやるので、ぜひ”曽我劇場”をお楽しみに。」

けが人が多く厳しいチーム状況でもスゥープスらしい守備で勝ち切った

田中昌寛

Qどうしても勝ちたかった試合で勝てました。

「郡上は曽我の地元だし、このメンバーでどれだけやれるか分からない中で、曽我がいるうちに白星を挙げたいと思っていたので、けが人が多くても絶対に勝ちたいと思って試合に入りました。」

Qかなりスゥープスらしいバスケットが序盤から出来ていたように思います。

「本当にそうですね、健太郎やビンゴがけがをしたというのはマイナス要素が多いとは思うのですが、今まで出ていなかったメンバーが『やっぱりスゥープスはディフェンスだよね』と言って、ディフェンスゲームに持っていこうと、それが成功してうまくいきました。」

杉本憲男選手の記録に表れない守備が効いた

Q第3クオーターで追いつかれましたが、アウトから決め切れました。クラブ時代のスゥープスを思い出させるような攻撃でした。

「健太郎が離脱したことで、僕がボールに触る機会が多くなると、試合前にコーチから言われていましたが、後半に入る前に『ペイントエリアにドライブが少ないから仕掛けていけ」という指示があって、自分が健太郎の役割をすることでリズムが取れればいいなと思っていました。今日は(岩松)永太郎とかノリ(杉本憲男)とか園田(大祐)とか曽我(嘉宏)、もアウトサイドの底上げができるチャンスだったし、みんな元々持っている力はあるので、思い切ってやれば必ず勝てると言っていました。結果がついてきて本当に良かったです。」

チーム一丸となって郡上初勝利!明日は連勝を

Q全員でこの1勝が取れた。

「永太郎もアシストが4つ、ボールが見えているからだと思います。ノリもスティールが1つしかついていないですけど、それ以上のディフェンスをしてくれていました。ジョーはシュートブロックが7つ。これもすごいし、AJもリバウンド16本。キャプテン(中野大介)も体を張ってくれて短い時間だったけど2リバウンド。取るべき人が取ってくれたという感じですね。明日は山ちゃん(山田洋介)が来れますし、健太郎、ビンゴ、犬飼(啓介)はプレーできないですけど、今日のようなリズムで連勝したいです。」

2位を相手に健闘か、それとも…

2020年1月5日GAME2 岐阜スゥープス77-81豊田合成スコーピオンズ

得点を決め吠えるAJ選手 後ろで岩松選手も同じ顔

実にもったいない試合だった。岐阜スゥープスは、2位の豊田合成を相手に第4クォーター残り30秒で#5アベロン・ジョン・ジュニアのシュートが決まり1点をリード。勢いもあり連勝は目の前にあった。

しかし残り14秒(B3のウェブサイトでは10秒になっているが・・・)相手の33番に決められて逆転。スゥープスは最後の攻撃に賭けた。

吉田選手の最後の攻撃はシュートブロックに阻まれる

だが、その攻撃は実を結ぶことなくターンオーバーから失点を喫し万事休す。2日連続の金星は手のひらからこぼれ落ちた。地力の差もあるかもしれない。ほぼプロの企業チームと、日本人選手は実質アマチュアというチームの差だったかもしれない。いずれにせよ勝てる試合をまたも落とした。

データを見るとシュート成功率は49.2%と全く同率。リバウンドで10本上回り、アシストも1本差でスゥープスがリードとやはり勝っていてもおかしくない数字。しかしターンオーバーがスゥープス16本に対し相手は5本と、ここに大きな差が出ている。

杉本選手をはじめチーム全員のレベルアップが勝利へのカギ

2年目のチームは着実に成長している。今シーズンの序盤はケガ人も多く苦しい戦いだったが、戦力も整い、#0岩松永太郎もAJもずいぶんとチームにフィットしてきた。これまでは上位相手に「よくやった」と、たとえ負けても褒めたくなる状況だったが、この豊田合成との2試合を見れば、例え上位相手でも互角に戦えると本気で実感した。残り試合はまだまだ半分以上ある。さらにチームが成長するように厳しい眼も必要になってきたのかもしれない。

スゥープスチアリーダーズのパフォーマンスは間違いなくB3でトップですね

いくら良いバスケットをしても、笑顔もダンスも素晴らしいチアリーダーがいても、温かいボランティアのもてなしがあっても、チームが勝たなければ報われない。観客を増やすためには「バスケットのスゥープスは楽しいし強いよね」と噂されるようになることが一番だ。「岐阜にチームがあるだけで幸せ」な状態から、今後は選手全員の成長を見守りながら「どうすれば勝てるようになるか」を考えていかねばと強く思った。



岐阜スゥープス対豊田合成 HC選手コメント

GAME1 岐阜スゥープス91-80豊田合成スコーピオンズ

落慶久ヘッドコーチ

Q過去最多1771人の前で勝利を収めました。

「ありがとうございます。やはりファンの皆さんの後押しのおかげです。年末の佐賀での2試合など非常に悔しい形でゲームを落としていて、何が足りないのか考えた時に、このブーストというのは我々にすごく必要なもので、アウェイにも駆けつけてくれる熱心なブースターの皆さんもいらっしゃるのですが、やはりホームではプレーする選手たちのパフォーマンスが上がります。非常に良い循環でできますので、残りの試合も全部ホームでやりたいなと思っているくらいです(笑)」

Q序盤からのリードをずっと保ち続けました。今日の作戦は?

「豊田合成の最近の試合をスカウティングすると、一巡目で当たった時とオフェンス面でも全く変わっていませんでした。強力な3人の外国人選手が中心になるので、我々はビンゴや AJ、 ジョーのディフェンスが鍵になると一週間練習してきました。残りの日本人プレイヤーも外国人任せにするのではなく、きっちりとチームディフェンスをしようと念頭においてくれましたし、オフェンスに関してはここ最近のスコアも見てもらえばわかる通り、100点を取れるチームじゃないと思っていたんですが、それを取れるぐらいにチームとしてレベルアップしています。ですからオフェンスは特に何も言うことはなく、やはりチームとしてのベースはディフェンスなので、ですがシーズン初めからディフェンスがうまく機能できていなかったという現状を踏まえて、選手はどれだけ真摯に向き合えるかというところを課題に、このお正月の練習環境もままならない中で、選手同士でしっかり話し合いをしてプレイをさせて、しっかりとアジャストできたことがこうした素晴らしいゲームに繋がったのかなと思っています 。」

Q第4クォーターで2点差まで追い詰められたときの心境は?

「実際に14点をリードして前半が終わりましたが、僕の中では追いつかれるだろうなとずっと思っていました。ただシナリオとしては、向こうがこの14点を追いつく段階である程度のパワーを使ってくれれば、今の我々なら同点にされても耐える力があると思っていたので、ヒヤヒヤはしましたけどそこまでではなかったですね。それはタイムアウトを取らなかったというところに表れていると思います。第1クォーターはさすがにと思ってタイムアウトを取りましたけど、後半の3 クォーター 4 クォーター に関しては取りませんでした。正直、佐賀の2戦では選手を信じきれていなかった部分があったので、今回はそこを信じて、健太郎と永太郎に任せて、そして(田中)マサに委ねて、選手が試合の終わり方というのをすごく気をつけてやってくれたと思っています。」

Q第4クォーターにジョーが4個目のファウルをもらった時も、まだ2分ぐらいありましたが、そのままジョーに任せました。

「ジョーは今のスープスの縁の下の力持ちではないですが、彼がコートにいることで相手チームの脅威になることは間違いないです。事実 、前半のスタッツを見ると、ジョーのシュート数は少なかったですが、そこにしっかり当てていった結果、周りが生きて良い循環になっていたと思っています。彼の献身的なプレー、例えばディフェンスリバウンドやオフェンスリバウンドをしっかり取り込むこと、そしてスクリーンで体を張ってくれるということがチームにエナジーを与えてくれたと思っています。」 

Q明日のゲーム2に向けて、どのように挑みたいと思っていますか。

「やはり 今日のAJ は、多分当たり日だったのかなと思っています。彼は毎試合毎試合自分の中で課題を課しながらプレーをしていますが、メンタルをコントロールできない試合がずっと続いていました。でも今日はそれを我慢をして冷静にプレイが出来ました。試合直後のコメントでもありましたけど、今はそこが弱い部分なのでチームとして継続をし続けるように、もう一度ミーティングやしっかりコミュニケーションをとって、チーム全体で植え付けていきたいなと思っています。」

Q今日は相手がオールコートでディフェンスに来ても慌てませんでした

「そこは伸びしろというか、成長の幅だと僕は思っています。ガードの若い2人が責任を非常に感じながら、自分たちのプレーが駄目だからこういう結果なんだと感じてくれていました。ふたりは同期というところもあって、すごくよくコミュニケーションをとりながらやっています。相手チームのヘッドコーチ達とよく話をしますが、健太郎と永太郎のスピードは B 3の中でも脅威だと思われています。そこをしっかりとうちの強みにしたいと思いますし、 B 3は群雄割拠ですから我々が旋風を起こしたいと思っています。」

#8田中昌寛選手

Q1771人の観客の前での勝利。非常に意味のある勝ちとなった。

「前半は本当にディフェンスが良かったですね。最近の競り負けているゲームを見ると、全てハイスコアゲームなんですよ。それは結局、自分達のバスケットじゃないので、ディフェンスを頑張ってなるべく失点を60、70に抑えて勝ちきるというのが僕たちのスタイルです。そういう意味では今回、前半はそれがちゃんと再現できたし、後半に少しやられた部分はありましたが、でも勝負どころのディフェンスはきちんとできていたのかなと思います。」 

Q2点差になった時はヒヤヒヤしたのではないですか。

「結局僕らは、どうしてもゲームが若いんですよ。キャリアがないので経験して積むしかないんですけど、核になっているガード のふたり、AJ ともに新卒ルーキーのメンバーが中心なので、最後にどこでメイクするか、相手のチームファールが貯まっていたらどうするかとか、終盤のゲームメイクが課題の一つです。今日も残り2分で健太郎がガァーっと行ったところがありましたが、健太郎にとりあえずストップしようと、24秒使ってもいいよと、残りの時間と点差を頭に入れてゲームをしないといけないぞとゲームの中で話をして、最後勝ちきることができたので、そこは本当に良い経験ができたと思いますし、今後もこういった競ったゲームをものにできるようにしていきたいなと思いますね。」 

Q2020年の最初の試合で多くのブースターに喜んでもらえた。

「本当にホッとしました。年末のアウェイは4連勝したいと戦ってきた中での4連敗だったので、年末最後の練習では『こんな練習じゃ変わらないよ』と僕が少し檄を飛ばしました。英語が通じない部分も僕の声のトーンや表情で感じ取ってほしいと、外国人選手にもわかるように激を飛ばしながら、年末年始やお正月を過ごしてきました。自分自身にも喝を入れないと、本当にこのままズルズル行くと思ったので、そういった意味でも一勝できてホッとしています。本当に。」

Q今年はどんな年にしたいですか。

「2シーズン目は、勝率5割を目標に掲げているので、そこにはこだわってやっていきたいですが、今は一試合一試合にフォーカスをして、自分たちのバスケットをやる、それだけです。一つひとつのゲームが自分の引退試合だと思ってやるようにしたいです。」

Qまだまだ引退しなくていいですよ。

「それぐらいの気持ちでやっていきます。」 

#37吉田健太郎選手

Q2020年最初の試合は、1771人もの観客の前で勝ち切りましたが今の気持ちは。

「純粋に多くの人の前で勝ちを見せられたということが、これからのスゥープスにとっていいことだと思います。この試合を観て少しでも『いいな』と思ってくれる人が増えてくれるとうれしいですね。とりあえず勝てて良かったです。」

Q今日の試合に向けて、気持ちを新たにしたことはありましたか。

「そういうわけではないですね。やることは正直変わってないですし、練習はずっと新年だろうが年末だろうが続けてやっていたので。でも一つの区切りは区切りだと思うので、その中で良い方に転んだのかなと思ってはいます。特段自分で何かするということではないですけど。」

Q「年末は勝ちきれなくて、でも今日は2位を相手に競り勝ちました。非常に大きな勝ちだったと思います。

「これまでは、永太郎と僕がコントロールできていない部分が大きかったのかなと思います。永太郎とは、全部自分たちでしっかり最後までコントロールして行こうという話をずっとしていたので、それをやり続けた結果が表れたと思うので、そこは一歩成長したのかなと思います。それが勝利の要因とか言うと、わからないですけど、そういったところを放棄せずに1試合通してできたというのは、良かったのかなと思います。」

Q残り2分でも非常に落ち着いてプレーしていた感じがしました。

「そこまで向こうのプレッシャーがなく、自分たちが『できる』というところを確信できた試合だったかなと思います。そこはそうですね、永太郎と話しながら、コミュニケーションをとりながらできたと思います。」

Q今日の一番のターニングポイントは、2点差に詰められたところでの吉田選手の3ポイントだったと思うんですが、あの場面を振り返ってください。

「正直あまり覚えていないんですよ。あの時間帯は、結果とかをあまり気にせずに、自分たちのバスケットがいかにできるかを意識していました。正直ボール運びの部分で、僕らが失敗しないかとか、ターンオーバーしないかとか、 AJ に任せきりになっていないかという部分を非常に意識していました。そっちでミスがなかったので僕らに風が吹いたのかなと思っています。」

Qこれまでは、ああした場面では焦って外すことが多かったと思います。今回は囲まれつつもきちっと決め切りましたが、決めきれた要因は。

「正直、前半は4本打って1本しか入っていなかったので、後半は自分を信じて打ち切るしかないと思っていました。結構、相手はインサイドに寄っていたので、打てるチャンスはいくらでもあると思っていました。入っていないけど思いっきり打とうというのは決めていたので、それが良い方に出たのかなと思います。」

Qこの勝利をより大きなものにするためには勝ち続けることが必要。意識したいことは。

「やはりミスをしないという部分ですね。僕たちガードがミスをしないことがとても重要になってくると今日のゲームで痛感しました。僕と永太郎がチームをどうコントロールできるかというところが重要だと思うし、まだまだターンオーバーがあったので、そこをどう減らしていけるかというところも大事。我慢しないといけない時間帯に我慢できなかったところもあったし、でも今日はそれが我慢できた。その差を含めて、どんどん試合を通して成長していけたらなと思います。」

Q2020年になって新しく何かこうしたいという目標はありますか。

「チームとしては勝率5割という目標を言っているので、もう残り35試合しかないですがチーム一丸となってやっていきたいなと思います。自分が活躍するというわけではなく、チームが成長していく中で自分の活躍があるという風に見ていきたいなと思います。」

GAME2 岐阜スゥープス77-81豊田合成スコーピオンズ

落慶久HC

Q2位を相手に連勝できた試合だったように感じました。

「選手はゲームプラン通りに戦ってくれたと思います。B3でもトップレベルのチームである豊田合成にここまでのクロスゲームをして、相手の強みのところを潰しながら40分間プレイできた選手たちのことを、コーチとして本当に誇りに思っています。そしてやはりホームの雰囲気、ブースターの声というのは、彼らの昨日に引き続き選手のパフォーマンスを引き上げてくれたと思います。この声援がない状態のアウェイで、どれだけ勝ちを拾って行けるかというところが、今後とても重要だと思っています。チームは着実に前に進んでいることは間違いないので、下を向くことなく確実に一歩一歩、まだ半分以上シーズンは残っていますから、積み上げていきたい思っています。」 

Q首位争いをするチームにも互角に近い戦いができるようになりました。最後は作戦通りだったと思いますが、防ぎきれなかった。

「そうですね。うちとしては、2点ビハインドのところでしっかりと決め切って、同点になったところでのディフェンスがカギでした。ゲームプラン通り、フィニッシュは(シュート成功率の低い)相手の33番にさせるという展開まで、うまくできていましたが、そこは彼らもしっかりと練習を積んできているところなので、決められてしまい、実力を発揮されたと思っています。これもバスケットボールですね。」

Q確実に成長が見えた試合でしたが、ブースターの声援がフリースローを止めましたね。その力に応えたかった。

「選手たちは、ブースターに向かって必死に戦ってくれていますし、そもそも外国人選手の3人以外は実際に職業を持っていて、形としてはアマチュアですけども、これだけのファンの皆さんを楽しませるバスケットボールを展開できるというのは、彼らの日頃の努力だと思っています。さらに言うとそれを支える家族であるとか、職場の皆さんにも本当に感謝しながら、チームとしてやっぱり一つ一つレベルを上げていけるように、もう一度頑張っていきたいと思います。」

Q今日は笛が多く鳴った試合だった。

「昨日は逆に、笛で助けられた部分もかなりあって、二日間を通してイーブンになるのかなと思っていました。そこは人間がやることなので。僕のスタイルとしては審判を敵にしても意味がないと思っています。しっかりと友好関係を結びながらやっていきたいと思います。プレーするのは選手ですし、主役は選手だと思っています。私がしゃしゃり出て主役になる必要はないと思っています。このチームは気持ちの良いメンバーばかりだと思っていますし、彼らが活躍できる環境を僕はコーチとして作っていきたいと思っています。」

Q AJ がクレームをつけた時もしっかり押さえましたね。

「実際に、そこのところで AJ のパフォーマンスが落ちるということが、シーズンの前半戦に多くありました。彼もプロのプレイヤーとして成長していかないといけないですし、だいぶ日本の笛にもアジャストしてきています。この2日間、特に昨日はしっかりと我慢してチームにエナジーを注ぎ込んでくれたので、そこは評価しています。」

Qチームの成長は見えますが、さらに成長してコンスタントに勝っていけるようにしたい。

「他の B 3のチームも、うちと対戦するのが非常に嫌だと思います。上位のチームと普通に戦えて、選手たちは心折れることなく40分間パフォーマンスをする。それがまさにスゥープスだと思っています。そこを今シーズン通じてこの岐阜スゥープスの文化にしていきたい。これから B 3 、B 2、 B 1と上がっていく目標があります。他のチームの選手達が、岐阜でプレーしたいと思わせるような素晴らしいパフォーマンスを、今いる選手たちは見せてくれていると思います。これは2年後3年後、それこそ10年後にまで続いていける DNA になるんじゃないかなと思います 。」

Q今日も1500を超えるブースターが駆け付けた。

「岐阜のホームの雰囲気はすごいです。ブースターの皆さんの期待に応えていきたいなと思います。昨日は勝って会場のみんなが笑顔でこのアリーナを後にしてくれました。その姿を見ているだけで、僕としては非常にやりがいを感じますし、何より選手達、その家族たちが喜んでいるというのを本当に感じています。なにを隠そう私の妻が一番喜んでいたというのもありますので、それを届けるのが我々の使命ですから、心折れずにやっていきたいと思います。」 

Q次節に向けて。

「今日勝っていれば、正月の珍事と言えるくらいの2勝でしたが、チームは着実に一歩ずつ進んでいますし、前を向いて行きたいと思います。来週は試合がない週なのできっちりと体を休めて、その次の岩手に乗り込みたいですね。岩手が相手でも一巡目は郡上で十分勝てた試合を展開しましたし、向こうも選手が変わっていますが、こちらもジョーが入って、AJが本来のパフォーマンスを見せてくれるようになりましたし、健太郎も永太郎も成長していますから、十分にガチンコで戦えると思います。どっちがトップチームなのかというのがわからないぐらいのパフォーマンスを見せられるようにしっかりと準備していきたいと思います。」 

#0岩松永太郎選手

Q2位を相手に2連勝できそうでしたが残念でした。

「そうですね、目の前に勝利がありましたね。悔しいです、ただただ悔しいです。」

Q今日もいい試合の入り方ができたと思いますが、どんなイメージを持ってプレイをしていましたか。

「鹿児島と佐賀で4連敗して、個人的にも調子が良くなかったので、あんまり良いイメージがなかったんですが、昨日、会場に来たらお客さんがたくさん入っていて、自分の中でアドレナリンが出まくりでした。 AJ もすごく良かったので、チームメイトのおかげで、自分も乗っていけました。」

Qお客さんを見てスイッチが入ったんだ。

「そうですね。やばいなと思うくらい、アップからアドレナリンが出まくっていました。」

Qこれだけの観衆の中でプレイした経験は。

「インカレが同じくらいだったかな。多分、箱も代々木第2で同じような感じだったので。実際僕はそのゲームには出ていないんですけど、ベンチにいて感じることはありました。でも初めてですかね、こういうところでやれたのは。」

Qどうでしたか、あの大声援を聞いて。

「最高でした。僕は熊本県出身で、身近に熊本ヴォルターズというB2のチームがありますが、そこは3500人くらい入るんです。そこで同級生が試合してるのを見て『俺もやりたいな』と思っていて、まだちょっと規模は違うかもしれないですけど、『すごい、やばいなあ』と思ってプレーできました。」

Qその声に乗って、自分の中ではうまくプレーできましたか。

「落さんとも話をして、コーチとも話をして、やっぱり最後、接戦のところで勝ちきれないというところで、終盤ゲームの終わり方というところを練習の中で意識していました。最後ちょっと、まだまだ詰めの甘さが出てしまいましたが、アイコンタクトしながら落ち着いてプレーできたと思っています。」 

Q年末までと比べても、ガードの2人が非常に落ち着いていると感じました。何か意識的にやっている所がありますか。

「意識的にやっていますね。健太郎とも速く行くだけではなく、まとまって落ち着いてやること、ジョーが入ったことによって、インサイトで点が取れるようになってきたので、そこを活かしながら僕らも自分で行くところがあれば行くと。そういうところを話し合っています。」

Qリング下に突っ込んでいくことも躊躇わないようになってきました。

「そうですね。リングにアタックすることがとても大事なので、そこも個人的に今は意識をしています。」

Q次は首位の岩手と対戦ですが、どんな試合にしたい。どんな準備をしたいと思っていますか。

「自分たちのやることは変わりません。ディフェンスを徹底することですね。今日負けたのもディフェンスができていなかったからだと思います。やはりディフェンス練習は徹底してやること。そしてやはり相手は首位なので、個人的にはすごく楽しみですね。死ぬ気じゃなくて殺す気でいかないじゃないと勝てないと思っています。下克上じゃないですけど、岩手で2つ勝って帰ってきたいと思います。」

Q負けた後だけど、表情が前向きで明るい。

「今節は本当に楽しかった。ただただ楽しかったので。本当、勝ち負けだけじゃなくて、もちろん勝ちにこだわっていますけど、楽しんでやらないと駄目だなと思っています。すごく楽しかったです。本当にプレイしていて、それだけです。」

Q昨日話を聞いた健太郎くんも、前を向いているし明るい表情になった。チームに慣れた部分が大きいのかな。

「それは結構大きいですね。慣れてきたのと、ある程度計算できるようになった。自分の中で、こういうプレイはできて、こういうプレイができないってことが分かったし、こういうプレイはしていいんだとか、ダメなんだとかという計算が、シーズンが経過して、慣れてきたのでできるようになってきた。そういうところはあると思いますね。」

Qチームメイトの特徴もしっかり理解できてきたし、今後、接戦でも落とさずに勝っていくためには、あともうちょっと何かが必要だと思うんだけど。

「終盤のゲームの作り方、そこは本当に僕と健太郎のポイントガードの責任だと思うので、その部分を練習でしっかりと意識してやっていかないといけないですね。」 

2020初戦は激勝 B3をかき回す存在に

2020年1月4日第15節GAME1 岐阜スゥープス91-80豊田合成スコーピオンズ

2020年初戦 アリーナにはたくさんの子どもたちも

年末のアウェイ4連戦では競った試合をモノに出来ず4連敗。岐阜スゥープスは新しい年を12チーム中11位と厳しい状況で迎えた。その新年最初の試合はここまで2位の豊田合成スコーピオンズが相手。タフな試合となることは予想通りだったが、1771人と過去最多のブースターを集めたチームは、我々の想像以上のゲームをやってのけ見事に勝ち切った。

第1Q 岐阜26-15豊田合成

新年のチーム初得点は岩松永太郎選手

2020年、スゥープス最初の得点は「ちょっとだけ狙っていました」と言う#0岩松永太郎の3ポイントシュートから始まる。これで3-2と逆転すると、5-5から#5アベロン・ジョン・ジュニア(AJ)が#8田中昌寛のシュートのこぼれを拾ってそのままダンク。勢いをスゥープスに持ち込んだ。その後もAJの連続得点などで一気にリードを広げると、質の高い豊田合成の外国籍選手の連続3ポイントで6点差に詰められる場面もあったものの、岩松のスティールや2本目のスリーポイント、AJのダンクシュートなどで11点の差をつけた。

第2Q 岐阜20-17豊田合成

ビンゴ選手のキレ味鋭いアシストがリズムを作った

立ち上がりこそフリースローで得点を決められたが、すぐに#32ビンゴ・メリエックスが連続してアシストを決めて取り返す。その後スゥープスは、相手の攻撃を24秒バイオレーションに持ち込むなどハードな守備でリズムを作り、AJがポイントゲッターとなって加点。オフェンスリバウンドもよく拾いリードをさらに広げて前半を終えた。

第3Q 岐阜20-25豊田合成

AJ選手はこの試合5本のダンクシュートを決めた

後半も立ち上がりはスゥープスのペース。しかしここまで2位の豊田合成も意地を見せ、一時は18点開いた差を一気に7点まで詰められる。それでも相手がダンクシュートを決めたら、お返しとばかりにすぐにAJがダンクを決めるなど、勝ちへの執念を見せるスゥープス。その後両チーム得点を取り合うが、最後はこの日5本目のダンクをAJが決めて9点のリードを持って最終クォーターに臨むこととなった。

第4Q 岐阜25-23豊田合成

試合の流れを呼び戻したのは吉田健太郎選手の3ポイント

吉田、AJの連続3ポイントで73-59にリードを広げたスゥープス。しかしタイムアウトを取った豊田合成に一気にリズムを奪われ見る見る間に差が縮められていく。残り3分35秒で78-76と2点差に。すると「前半は4の1で全然3ポイントが入っていなかったけど、自分を信じて思いっきり打とうと決めていた」と、吉田が中央やや左から3ポイントシュートを決め切る。さらにしっかりとした守備でオフェンスファールを誘うと、天下の宝刀「田中の3ポイント」が炸裂。そして相手のチームファールも貯まりフリースローで加点と一気に突き放し、首位争いをするチームに最初の2点以外リードを一度も許すことなく快勝した。

2位に快勝し「B3の台風の目になりたい」と落HC

落慶久HCは「たくさんのファンの後押しで、選手たちのパフォーマンスが上がった。これから残りの試合は全部ホームでやりたい」とブースターの声援があってこその勝利だと感謝。「お正月で練習環境もままならない中で選手たちがよく話し合い、(強豪相手に)アジャストしてくれた」と勝因を分析した。また田中昌寛は「このままではダメだと、年末最後の練習では檄を飛ばした。一勝出来てほっとしているし、今後も目標の勝率5割を目指して一試合一試合にフォーカスしていきたい」と意気込みを語った。

試合後のハイタッチではブースターも選手も笑顔があふれていた

今季のホームゲームはこれで5勝7敗。ゲーム2も勝てば今月中にホーム勝率は5割に手が届く。とりあえず身近な目標をここに設定し全力で、苦手なアウェイ(1勝13敗)は一つずつ丁寧に。そんな戦い方もありかもしれない。

HC、選手のその他のコメントは時間の関係で、後日掲載します。

かみ合いだしたチーム 下位グループから抜け出すために

2019年12月14日バスケットボールB3第12節GAME1 岐阜スゥープス77-75八王子ビートレインズ

今節はクリスマスバージョンの赤いユニホーム

前節、上位の埼玉ブロンコスに勝利し最下位から抜け出した岐阜スゥープス。けが人も次々と復帰しようやくフルメンバーで戦えるようになってきた。今節は八王子ビートレインズとの初対戦。前シーズンはB2を主戦場とした強豪だが、まずは今季初となる連勝を狙い挑んだ。

第1Q 岐阜21-24八王子

序盤から立て続けにシュートを決めチームに勢いをつけた吉田健太郎選手

「まだ10割という感じではないので、出来るのであれば最初かなと思っていた」という#37吉田健太郎が最初からエンジン全開。連続の3Pシュートを決めると、スピード全開のドライブから得点を挙げ良い立ち上がりを見せる。しかし高いシュート成功率を誇る八王子に徐々に得点を重ねられ、ミスを突かれて速攻を決められるなど逆転。スゥープスは、#3園田大祐のシュートや#8田中昌寛の3Pなどで追いすがるが、相手のシュートも落ちず21-24とリードされる。

第2Q 岐阜17-18八王子

AJ選手はこの試合29得点11リバウンドのダブルダブルと活躍

いきなりビートレインズの外国籍選手がコンタクトレンズを落とすというトラブルもあったがゲームは一進一退で進む。スゥープスは#5アベロン・ジョン・ジュニア(AJ)にボールを集め得点を重ねていく。終盤#18山田洋介がリバウンドや守備で奮闘し1点差に迫る場面を作ったが、24秒バイオレーションギリギリで3P決め切られるなど苦戦。最後速攻から吉田のレイアップが入らず38-42と4点差で前半を終える。

ハーフタイムのパフォーマンスもみんなが楽しめた

第3Q 岐阜18-13八王子

ハーフタイムでは「試合前に話し合ったディフェンスのルールをもう一度選手たちに考えさせた」と落慶久HC。この第3Qではスゥープスらしい守備で13点に相手を抑え込む。最大で8点差まで広げられる場面はあったが、AJが速攻からのダンクシュートで追いつくと、ブザービーターの3Pを中央から決めて56-55と逆転して第4Qへ向かう。

第4Q 岐阜21-20八王子

ここぞの場面でしっかりスリーポイントを決め切った田中昌寛選手

#32ビンゴ・メリエックスの絶妙なアシストから#17杉本憲男がバックシュートを決めて4Qが始まる。一時はリードを6点に広げたスゥープスだったが、オフィシャルタイムアウトを挟んで、一気に攻め込まれ、その貯金をなくしてしまう。しかし残り3分18秒、田中が得意の角度から3Pを決めると、1分59秒には田中のシュートがこぼれたところを#24ジョセフ・ウォルフィンガーがそのままフォローし75-69。最後は2点差まで追い上げられるが、チームのプライドだと言う守備で粘り切りタイムアップ。ブザーが鳴った瞬間に飛び上がったAJのダンクは得点こそ認められなかったが、ブースターを大きく沸かせた。

試合終了の瞬間、ダンクシュートを決めて吠えるAJ選手

フルメンバーが揃い、チームもようやく戦闘態勢が整ったスゥープス。今後はより戦術を高めていく作業が必要になる。働きながら戦うチームは試合がその熟成の時間となるが、ベテランも含めて全員がしっかりと成長している。GAME2は接戦で落としたが、全て敵地で行われる年内残りの4試合を5割以上で乗り切り、後半戦で台風の目となれるようにしたい。

チームの成長と手応えを感じ取っていると言う落慶久ヘッドコーチ

落慶久HC「今節で一通り対戦したが、やはり岐阜のブースターがナンバーワン。選手のパフォーマンスをしっかり後押ししてくれた。一部のブースターさんから『別に勝たなくてもいいよ』と優しい言葉を頂いたことがあるが、やはり勝つことはこの会場の一体感をより増して、また観に来たいと思うようにする潤滑油だと思う。選手たちはブースターのみなさんの気持ちを裏切らないようにプレーをしてくれているし、そういう気持ちをしっかりと感じ取れる選手たちばかり。外国人選手だってそういう選手しかいないので、コーチとしては非常にありがたい。勝因は3Qと4Qで守備を全員が頑張れたこと。チームのルールを徹底して守れた。40分徹底しきれていない時は勝ち星に恵まれていなかった。今日はルールが守られていない時間もあったが、そこを自分たちで修正して、相手の分析にもしっかり対応出来るようになってきた。上位グループに這い上がるためには、この試合を含め年内の6試合は重要だと思っていた。最低勝率5割。できれば1敗のみで抑え、上位チームに挑んでいきたい。」

勝利の後、にこやかなAJ選手

アベロン・ジョン・ジュニア「初めての2連勝でとてもうれしい。すごく気持ちがいいです。クリスマスのイベントもあってたくさんのブースターが来てくれた。そこで最高のショーを届けられたと思う。シーズンが経つにつれて自分も快適にプレーできるようになってきた。勝ち続けること、自分自身成長することが大事。第3Qのブザービーターはブースターのエナジーをもらって決められたシュートだった。」

試合をうまくコントロールし勝利に導いた吉田健太郎選手

吉田健太郎「西濃建設さんがすごく集客をしてくれた中で勝利を届けられ、僕らのアピールにもなったと思う。非常に良いゲームが出来た。自分としてはケガの状態はまだ6割くらい。まだジャンプやスピード面で不安はあるが、プレーしながら付き合っていくしかない。その中で勝利に貢献したい。ディフェンスで崩れにくくなったきたことで勝利できていると思う。上位チームはディフェンスが違う。ローテーションもうまくいき始めていると思う。攻撃も今日はAJが良かったのでヨイショじゃないけどうまく使ってあげることができた。結果として勝ててまた一歩成長できたと思う。こうして勝ち切るゲームができると波に乗っていけると思う。」

番外編:名古屋グランパス山口素弘執行役員フットボール統括に聞いた

岐阜とは関係ないネタで申し訳ないのですが、先日名古屋グランパスの山口素弘氏にインタビューする機会に恵まれました。その直後に山口氏は現在のアカデミーダイレクターと共に、執行役員フットボール統括を兼務することが発表され、今後はトップチームにも関わることが予想されます。

メインのインタビューは別のネタだったのですが、タイミングよくチームについて語ってくれていましたので、メインで使わなかったところを紹介します。

山口素弘執行役員フットボール統括兼アカデミーダイレクター

「フリューゲルスの最後の2か月間を乗り越えたことは、ある意味財産かなと思います。あれがあったから38歳までサッカーができたし、いまもダイレクターという非常にありがたい仕事ができています。いろんな考え方が出来るようになりましたね。サッカーが好きだということも再認識したし、最後まで間違いなくあきらめないとか。あとチームとして何が大事か、自分だけじゃなくていろんな仲間であり、選手だけじゃなくてスタッフやサポーター、お店だって僕らがよく集まった店があったけど、それにサポーターが集まる店もあったと思うけど、そういったところも影響を受けた。いろんな人が関わって大きくなるし、力のあるクラブになるんだなと改めて思いました。」

サポーターだけでなく地域のお店までファミリーと考えていてくれることが有難いと思います。そしてある外国人についても語ってくれました。

「(セザール)サンパイオは、実力もあったし人間性が素晴らしかったですよ。一緒に署名活動をしてくれましたからね。なかなかブラジル代表の選手が出来ないと思いますよ。彼が言っていたのは、自分はJリーグで成長してセレソンに入ったと。ブラジル国内でもナンバーワンボランチと言われていたけど、その当時は代表に入っていなかった。本当に地球の裏側の日本に来て、日本での活躍を認められてセレソンになった。そしてワールドカップ(1998フランス)に出て開幕戦で先制ゴールを挙げて、しかもそれはヘディングシュートだった。ブラジルにいた時はセットプレーで前にいることはなかったけど、Jリーグに来たら自分はヘディングが強い方になる。それでヘディングシュートが上手くなって夢だったワールドカップでの先制点につながったんだと普通に言いますからね。環境は何なんだと思い知らされますよね。当然、環境とかレベルはブラジルの方が上だろうけど、日本に来てもその人のサッカーへの取り組みで十分成長できるんだと改めて思います」

外国人だけではなく、気持ち次第でどんな環境でも成長できます。そうした姿を見ることもサポーターにとっては楽しいものです。

ユース三冠に王手をかけている名古屋グランパスU-18

15日に三冠を狙うユースについても聞いていました。

「タイトルを獲ることも重要です。ただアカデミーというのはここで終わりではないので。これから新しい舞台で、グランパスのアカデミー出身者がどれだけ記憶に残るプレーをするか。記憶に残る試合をしてくれるかが楽しみですね」

日韓戦のループシュートなど、数々の伝説のプレーを残した山口素弘氏。強調したのは記憶に残るプレーでした。つまりそれはサポーターを喜ばせるサッカーです。どれだけトップチームに関わるのか不明なところもありますが、最後までやり抜く、信念を曲げないことはフリューゲルスでも横浜FCで監督をされた時にも実証済み。これからの仕事に期待します。(暗闇に少し希望が見えたかな)

岐阜スゥープス対金沢武士団 GAME1コメント

落慶久HC

Q相手に気持ちよく3ポイントシュートを打たせてしまった

スカウティングを進める中で、インサイドのところでイニシアチブが取れると考えていた。そこでうちは2点シュートでコツコツと得点を重ねていく、そこはプラン通りではあったが、ただディフェンスのところで、思ったよりも向こうのシュートが入り続けたというところがあって、タフな3ポイントも決め切られてしまった。そこは相手の術中にはまってしまったのかなと思っている。 

Qセカンドボールもなかなか拾えなかったが?

AJ (アベロン・ジョン・ジュニア)と(岩松)永太郎が2節ぶりに戻ってきて、プレイタイムを抑えながらと思っていたが、今日のメンバー構成でいうと永太郎にかなり負荷がかかってしまったと思う。 AJ も対人の練習を始めたのが水曜日からで、試合勘という部分がまだまだで、まぁそこは徐々に良くなっていくと信じるしかない。健太郎が今いない中で、彼はうちのファーストオプションであることは間違いないので、自覚をした上で奮起してもらいたいと思っている。 

Qこれまでのアウトサイドの強みに加え、ジョーの加入によるインサイドを融合させている最中、まだ工事中のような感じがしたが?

今は、若干バスケットをアップデートしているという部分はあるのかなと。今日はジョーが38点も取って、自分の役割をしっかりと理解したプレーをしてくれた。その相乗効果でビンゴもインサイドで非常に体を張るようになって、プラス要素はあるが、今までとちょっと違う感覚のズレがあるのではと思う。多分、マサ(田中昌寛)のプレーにも影響していたかなと。彼も珍しく結構簡単なターンオーバーを繰り返す時間帯があって「なかなかうまくいかないな」と、フラストレーションを貯めながらのプレーになってしまって、今日の結果になったのかなと思う。

Qかみ合ってきたら強くなりそうな感覚があるが?

明日はノリ(杉本憲男)も来るし、アクティブな選手が増えるので永太郎を休ませながらフレッシュな状態でプレーできるようにしたい。彼はこのまま終わる選手ではないと思っているのでそこは期待したい。そしてやはりチームとしては エースであるAJの奮起も期待したい。彼はまだ若いのでオフェンスがうまくいかないとディフェンスをしなくなる傾向があって、そこはチームとして許してはいけない部分だと思う。そしてジョーとビンゴに関しては、インサイドで体を張ってくれている。今日の40分では結果が出なかったが、これが明日の試合にボディブローのように効いてくると思う。そこの軸だけは絶対にブレないように、後はやっぱりもう一度岐阜スゥープスのディフェンスというところをしっかりとコーチングしていきたい。 

#8田中昌寛


Qケガから復帰したメンバーも多い中での敗戦だったが?

今日のゲームはいろいろな不安要素があって、それがもろに出てしまった。永ちゃん(岩松永太郎)とAJは実際5対5のゲームがケガ明けで初めてだったので、どうチームとしてアジャストしていくのか心配していて、中ではイニシアチブが取れたがAJはこのスタッツ(9点10リバウンド)に相当納得がいっていないと思う。エース(AJ)がガタガタと崩れてしまって終盤まで引きずってしまったと思う。

Q前半はアウトサイドシュートがない中で、インサイドは強みになったが?

ジョーが途中から出ていいリズムを作ってくれた。そこは本当に僕らの武器になると感じている。ただそこを狙いすぎて自分も含めてターンオーバーが多かった。もう少しいい化学変化をさせられればもっと強くなると思う。

Q手応えは感じている?

あと少しだと思う。もう一ついい方向にかみ合えば白星が増えてくると思うが、今は我慢の時という感じがしている。今順位は一番下だが、逆にこれが現実だとしてもう一度クラブ時代のようにチャレンジャー精神でやっていきたい。自分たちの力を認めるところから向き合っていけば、必ず勝率五割の目標に到達できる。まだ全然諦めていない。今日もブースターの人がアウェイにまで来てくれた。アウェイでも一緒に喜びたい。

#0岩松永太郎

Q全治6週間くらいと聞いていたが早い復帰だった?

いいえ、自分としては考えていたくらいの復帰。ケアしてくれた先生たちに感謝したい。

Q結果に関してはどう感じている?

今節は絶対に連勝しないといけないと思っていた。でも久しぶりの試合で正直不安な面もあった。試合に関しては、(吉田)健太郎と二人でガードをしている時と自分一人の時では全く違って、もっと自分がコントロールをしないといけなかった。うまくボールを回して、みんなフラストレーションが溜まらないようにするのが役割。特にAJはボールを欲しがるので、うまく使ってあげるのもガードの仕事だと思う。もっと自分が成長しないといけない。

Q38分近く出場したことでケガの不安はなくなったか?

それはなくなった。ただ体のキレやルーズボールに飛び込むところとか、やっぱり身体がなまっているところがある。それはやっていくことで元に戻る。自分たちのアイデンティティーはディフェンスから走ることなので、もっと展開を早くできるように、あとはディフェンス、ルーズボール、リバウンドなど誰でもできる泥臭いことを、ガードの自分が徹底してやっていきたい。みんながカムバックして一つのチームになれば、ここから必ず這い上がれる。ジョーが入ってインサイドを支配してくれるし、手応えというか自信はある。