岐阜スゥープス2年目の目標は上位争い。飛躍のシーズンに。

27日、岐阜スゥープスが報道陣に練習を公開した。子どもたちにバスケットボールを指導するスゥープスクリニックなど行事が重なる中、この日練習に参加できたメンバーはクラブチームのSWOOPSメンバーも含め7人と少なかったが、落 慶久新HCは、チームの特長である堅守速攻や3ポイントシュートに持ち込むまでの動きなど細かいところまで指導。決して若くはない選手たちもまだまだ成長し上手くなっているようだ。落新体制となる今シーズン、否が応でも期待したい。

落 慶久HCインタビュー


(人数が少なかったが?)今日は戦術面などはできなかったが、プレーの一つひとつをこだわってやっている。その練習はこの1カ月くらい続けていて選手たちにもだいぶ浸透してきた。もうしばらくすれば他のメンバーも揃ってくるのでよりよい練習ができると思う。

(試合をイメージし細部にこだわった練習だったが?)スゥープスの良さであり弱みの部分はずっと同じメンバーでやっていること。するとどうしても試合をイメージした練習が出来ていないなと去年から感じていた。これは癖付けだと思うので、ポイントをしっかり意識させている。練習でできないことは試合でも絶対にできないので、そこをイメージさせることが大事。選手はたぶん「細かいな!」と思うだろうが、それはすごく重要なことでNBAの練習でも一番指摘されている部分、そこにはこだわりたい。

(HCに就任して今の気持ちは?)ワクワク感とプレッシャーの狭間で揺れている。プロリーグは結果が求められる世界でそこに対する責任は重大。去年アソシエイトコーチとして梶本(健治)さんのサポートをしていて、ブースターやサポーターの皆さんの求めていることは、いい試合ではなく勝利だと感じている。去年12月にスゥープスに携わるようになって、そこからチームはだいぶ成熟してきたと思っている。去年は20勝40敗だったが今思えば、あと5勝はプラスできた。そこはたぶん日々の小さな積み重ねだったと思う。そこはしっかり準備をして今シーズンに臨みたい。

(去年出来ていた点と出来なかった点は?)去年を総括すると、戦い方を途中から変えて自分たちのチームに合うバスケットは何なのか模索をしながらやっていったが、しっかりと相手にアジャストできたのは、このチームが長く一緒にやってきた良さが出たところだと思う。これは他のBリーグにチームにはないことで岐阜スゥープスの強み。できなかった点は選手のタイムマネージメントが出来なかった。外国籍選手は二人とも35分を超えることが多く、伊藤良太もプレイタイムが偏った。そこは誰が出ても同じパフォーマンスができるようにしないといけない。勝負所で疲れて失速しないようにしたい。

(8月13日にはFE名古屋とのプレシーズンマッチがある)チームの方向性は決まっている。しっかりとディフェンスで相手の嫌がることをしてタフなショットを打たせること。そして速い展開に持っていって強みである外角の3ポイントで勝負すること。その結果去年もB2に昇格した東京EXや越谷アルファーズに勝利できた。その強みを活かしてチームのマネジメントをする。あとは新外国人もスゥープスが目指すバスケットに合わせてもらえるように、しっかりコミュニケーションを取ってチームを作り上げたい。

田中昌寛選手

(少数精鋭の練習だったが?)クリニックもあるし、今日も仕事を抱えている選手もいるが、岐阜県の方もバックアップしてくれて環境は徐々に良くなっている。8月からはもう少し良い環境で練習できると思う。

(2年目の手応えは?)去年は僕らがやったことのないステージで、何を練習したらいいのかわからなかった。でも今シーズンはみんな共通理解の下で練習が進められている。去年よりチーム力はあると思う。

(落HCに代わったが?)スキル面や戦術面を細かく指導してくれているのも強みだが、昨シーズン一緒に戦ってくれているので、自分たちのカラーを知ってくれているのが一番の良さだと思う。

(今シーズン目指すバスケットは?)8月上旬には新外国籍選手もお披露目できると思うが、走れる選手と交渉しているので、クラブ時代のようなアップテンポな、ディフェンスから走るスタイルができると思う。

(日本人選手もレベルアップが必要だ)一番の課題は60試合コンディションを整えながらやること。一試合で言えば、プレイタイムが偏り後半どうしても失速してしまったこと。チームでタイムシェアしながら一試合を通して自分たちのバスケットができるように準備したい。

(その先の目標は?)他のチームはB1やB2でプレーしていた選手を補強したりしているが、ただ良い選手を取っても結果が伴うかどうかは分からないことは去年実感した。我々の日本人選手はアマチュアだが今シーズンこそ勝率5割を目標にして準備している。ブースターの期待は十分に感じているので、その期待を裏切らないように頑張る。

園田大祐選手

(落HCの練習は?)スキルアップ系のトレーニングが多く、去年出来ていなかったこともあるので、練習内容はとても充実していると思う。自分たちは年齢が上がっているが、こういうちょっとしたスキルというか、ディフェンスをずらしてうまく得点を取る技術は必要だと思うので、自分にとってはとても良い練習になっている。メンバーも去年と変わったが、みんな限られた時間で一生懸命、シーズンに向けて調整している。

(自分が一番成長したところは?)去年はスポットで出て3ポイントを打つことが多かった。今年は自分でも相手を崩しながら周りを活かしたプレーや、スクリーンを使うとか、自分がメインではなくて味方を活かすプレーをもう少し心掛けたい。60試合という長いシーズンなので必ず自分の力を出せるポイントがあると思う。

(チームの変化を感じますか?)正直、ずっといたメンバーがかなり減ったので不安もあったが、個々で頑張る、個々で盛り上げる選手がいて、みんなの違う一面が見えた。そういう意味では良い感じになっている。自分の役割は大きく変わらないけど、もっと自覚を持って、先輩に引っ張ってもらうだけではなくて、自分も率先して引っ張れる存在になりたい。

(プレシーズンマッチはどこがポイントに?)格上相手なのでチャレンジャー精神を保つことはもちろん。だけど自分たちが活躍すると言うよりは、みなさんに良い試合を届けられるようにしたい。落HCがやっている練習を意識して、チームで戦えたらいいなと思う。

曽我嘉宏選手
犬飼啓介選手
練習の最後はやっぱりダッシュだった。

投稿者:

斎藤 孝一

名古屋市在住のスポーツライター。TV局の番組制作で長年取材してきた、岐阜のスポーツ選手の魅力を伝えたいとこのサイトを立ち上げました。大垣ミナモソフトボールクラブやハンドボールの飛騨高山ブラックブルズ岐阜、バスケットのGIFU SWOOPSなどを中心に、いろいろな岐阜のスポーツ情報を紹介していきます。

「岐阜スゥープス2年目の目標は上位争い。飛躍のシーズンに。」への2件のフィードバック

  1. 斎藤様
    いつもありがとうございます。あなたの存在は、我々ブースター含めた「チーム岐阜スゥープス」として大きな力です。
    2019-20シーズンも共に宜しくお願いいたします!

    1. 阿部泰久様
      こちらこそありがとうございます。
      そう言っていただけると本当に励みになります。
      今シーズンもしっかりブーストしましょう!

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