甘美な歴史的郡上初勝利!

2020年1月25日第17節岐阜スゥープス86-74静岡ベルテックスGAME1

試合前:年明けから2位、1位と厳しい上位対決をこなしてきた岐阜スゥープス。今節は9位の静岡ベルテックスが相手。新規参入チームだが第7節のアウェイ戦では連敗を喫しており、何が何でも2連勝してリベンジを果たしたい。

オープニングアクトはスペシャル版”曽我劇場”

戦評:岐阜スゥープスチアリーダーズによるオープニングアクトに#7曽我嘉宏が登場。今節は曽我の地元・郡上での開催ということで、”郡上踊り”を盛り込んだダンスで会場を沸かせた。そのアゲアゲムードの中、スゥープスは序盤からタイトな守備で相手を翻弄し、前半を14点のリードで折り返す。しかし第3Qは、相手の外国人選手を止められず、ファウルも貯まり貯金を全て使い果たし、さらに#24ジョセフ・ウォルフィンガーが4ファウルでベンチに。コートには外国籍選手が#5アベロン・ジョン・ジュニア(AJ)だけという”オンザコートワン”とピンチに陥ってしまった。

田中昌寛選手は4Qだけで12点。さすが”ミスタースゥープス”

第4Qは60-60の同点からスタート。まず先に、相手のベンチテクニカルで得たフリースローを#8田中昌寛が落ち着いて決めると、さらに田中は、左45度からのスリーポイントを見事に沈める。その後スゥープスはしっかりと試合をコントロールし、一番の見せ場は#17杉本憲男とAJの連係によるダンクシュート。郡上のブースターを大いに盛り上げ、岐阜スゥープスは2年越しで郡上初勝利を飾った。

今シーズン初の連勝を目指したいと落慶久HC

落慶久HC

Q今日のゲームの感想は?

「想定通りのゲームになったと思います。第3Qでいろいろありましたが、何が良かったかと言うと、選手たちが(吉田)健太郎がけがで出場できないことに対して、マイナスな捉え方ではなく前向きなエナジーを出して、それを遂行できたというところですね。本当に評価に値すると思います。先週の岩手戦も負けましたが点差ほどの差を感じることもなく、得るものが多い試合でした。いまはチーム全員が自信を持って、”何が良かったのか、何が悪かったのか”語れるようになってきています。我慢しながらみんなに考えさせるということをやってきた成果が出てきたと思います。」

Q追いつかれても自分たちのバスケットができたと思いますが?

「精神的な支柱である田中昌寛が、今シーズン一番の活躍をしてくれて、やはり彼はスゥープスの心臓であり安定をもたらす選手です。プレー面だけでなく精神面でも柱だというのが、今日の試合で再認識できたと思いますし、ブースターのみなさんにもやっぱり”ミスタースゥープス”だと思ってもらえたのではないでしょうか。彼はくぐり抜けてきた修羅場の数が違いますね。いつもハードにトレーニングをしていますし、時間の少ない中で努力をしてデベロップメント(進展・発展)しようとしていて、その結果が少しずつ出てきていると思います。それをひとつもブレずにやり続けるところは、若手にも見習ってほしいと思います。」

シュートブロック7本のジョー選手と16本のリバウンドを記録したAJ選手。まさに鉄壁のディフェンス

Qジョーが4ファウルになった時にも#25中野大介選手がしっかりと繋いでくれましたが?

「今日は大介を使って、さらに言うと外国人はAJのみで、残りの4人をアウトサイドの日本人という”スモールラインナップ”を初めて試してみました。曽我や周りのみんながしっかりと気遣いできるメンバーばかりなので、ブレずにやり続けることができてチームが一つになった結果が勝ちに繋がったと思います。」

Q明日もこのリズムで続けていきたいですね?

「今年、シーズンを通してずっと言っているのは、みんなで決めたルールでシーズンを戦おうと、それを40分間続けること、継続することをテーマに言ってきています。一試合が終わったから終わりではなくて、2試合あるわけですから、明日も同じようなパフォーマンスを選手たちがして、今シーズン初の2連勝を目指したいと思っています。地元の曽我が頑張りましたので、明日も頑張ってくれると思います。」

地元開催でもチーム優先で自分のプレーに徹した曽我嘉宏選手

曽我嘉宏

Q郡上で勝った感想は?

「初めて郡上で勝てました。ブースターのみなさんに感謝ですね。」

Q勝てた要因は、自分のダンスがあったから?

「そうでしょうね(笑)。あれでだいぶ選手がリラックスして、相手も飲まれたと思いますので。これからいろいろな選手がやったら面白いと思います。

Q練習はどれくらいしましたか?

「10日間くらいですね、合わせたのは3回ぐらいでした。仕事の合間に時間を見つけて練習しました。」

Qマジメに言うと勝因は?

「やはり第3Qで同点になった時に、自分たちで修正できたというのは、選手が成長したところだと思います。そこが勝てた要因だと思います。」

Qこの一勝は自分にとって?

「歴史的一勝です。明日も勝って歴史に名を残したいと思います。」

Q明日は10点でも20点でも取ってもらっていいですよ。

「そうですね。まず2点を取りたいですね。まあでもチームのひとつのピースとして自分の仕事をやり抜きます。ダンスはリズム感がないですけど、明日もやるので、ぜひ”曽我劇場”をお楽しみに。」

けが人が多く厳しいチーム状況でもスゥープスらしい守備で勝ち切った

田中昌寛

Qどうしても勝ちたかった試合で勝てました。

「郡上は曽我の地元だし、このメンバーでどれだけやれるか分からない中で、曽我がいるうちに白星を挙げたいと思っていたので、けが人が多くても絶対に勝ちたいと思って試合に入りました。」

Qかなりスゥープスらしいバスケットが序盤から出来ていたように思います。

「本当にそうですね、健太郎やビンゴがけがをしたというのはマイナス要素が多いとは思うのですが、今まで出ていなかったメンバーが『やっぱりスゥープスはディフェンスだよね』と言って、ディフェンスゲームに持っていこうと、それが成功してうまくいきました。」

杉本憲男選手の記録に表れない守備が効いた

Q第3クオーターで追いつかれましたが、アウトから決め切れました。クラブ時代のスゥープスを思い出させるような攻撃でした。

「健太郎が離脱したことで、僕がボールに触る機会が多くなると、試合前にコーチから言われていましたが、後半に入る前に『ペイントエリアにドライブが少ないから仕掛けていけ」という指示があって、自分が健太郎の役割をすることでリズムが取れればいいなと思っていました。今日は(岩松)永太郎とかノリ(杉本憲男)とか園田(大祐)とか曽我(嘉宏)、もアウトサイドの底上げができるチャンスだったし、みんな元々持っている力はあるので、思い切ってやれば必ず勝てると言っていました。結果がついてきて本当に良かったです。」

チーム一丸となって郡上初勝利!明日は連勝を

Q全員でこの1勝が取れた。

「永太郎もアシストが4つ、ボールが見えているからだと思います。ノリもスティールが1つしかついていないですけど、それ以上のディフェンスをしてくれていました。ジョーはシュートブロックが7つ。これもすごいし、AJもリバウンド16本。キャプテン(中野大介)も体を張ってくれて短い時間だったけど2リバウンド。取るべき人が取ってくれたという感じですね。明日は山ちゃん(山田洋介)が来れますし、健太郎、ビンゴ、犬飼(啓介)はプレーできないですけど、今日のようなリズムで連勝したいです。」

投稿者:

斎藤 孝一

名古屋市在住のスポーツライター。TV局の番組制作で長年取材してきた、岐阜のスポーツ選手の魅力を伝えたいとこのサイトを立ち上げました。大垣ミナモソフトボールクラブやハンドボールの飛騨高山ブラックブルズ岐阜、バスケットのGIFU SWOOPSなどを中心に、いろいろな岐阜のスポーツ情報を紹介していきます。

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