1部定着のカギを握るオランダ代表エース

「地域密着、1部定着」を合言葉に2018年シーズンをスタートした大垣ミナモソフトボールクラブ。今シーズン最も注目を集めるのが新加入のオランダ代表エース、エヴァ・フォールトマン選手だ。合流は今月下旬、その前にどんな選手なのか、新加入記者会見でのコメントと共に紹介していきたい。

エヴァ・フォールトマン選手は1992年11月29日生まれの25歳。身長174センチの左投げ左打ちで、オランダではオリンピア・ハーレムに所属している。持ち球は104キロのストレートとカーブ、スライダー、チェンジアップ、ドロップ、ライズボールと多彩。打者としても左右に打ち分ける打撃を得意としている。

オランダナショナルチームには2014年から選ばれ、2014年の世界選手権では6位に、16年の世界選手権では4位に入る原動力となった。また2010年にはオランダのベストユースピッチャーに、2016年のヨーロッパカップウイナーズカップではベストピッチャーに選ばれている。

エヴァが日本での挑戦を決めた理由は「世界一のソフトボール大国であり、この先、上を目指していくためには、海外でプレーするしかない」と自らが成長するためのチャレンジだと強調。日本代表とは世界選手権前の練習試合で対戦経験があり「いつもの力では歯が立たない」という印象を持っているそうだ。

大垣ミナモ入団の経緯は、夏ごろに栗山部長の知人から「オランダ代表で日本でプレーを望んでいる選手がいる」と紹介があり、1部昇格決定後、来日して入団テストを実施。到着翌日に行われた韓国ナショナルチームとの練習試合で、4回を投げ打者13人に対して8奪三振、自責点0失点0と好投。溝江監督も貴重な戦力になるとすぐに合格のサインを出した。「武器となるストレートにキレがある。チェンジアップでストライクが取れ、ライズボールで三振を奪っていたのが印象的だった。すごく陽気ですぐにチームに溶け込んでいた」と溝江監督は韓国戦でのエヴァの印象を語る。

エヴァは「来日してすぐ次の日の試合だったので時差の関係でもっと大変だと思いましたが、すんなり投げることができました。オランダのリーグ戦が終わって練習を始めたばかりですが、そんなにトレーニングしていない割には気持ちよく投げられました」と韓国戦での感想を述べた。

その時のチームの印象は「とにかく陽気でやる気がある選手がたくさんいる。速さがあって驚いた」と言う。

今後は1月下旬にチームに合流し、3月~6月は1部リーグでの公式戦。6月中旬からオランダのオリンピア・ハーレムで世界選手権に向けた準備に入り、8月2日~12日は千葉県で行われる世界選手権、8月20日~25日は欧州オリンピックプレミアカップに出場の予定。その後9月から再び日本リーグに参戦する。

「ミナモが1部に残留できるように少しでも貢献したい」とエヴァ。「勝利に結びつくピッチングをすることが大事だといつも考えています。三振にこだわらず、例えばゴロに打たせて取るような1つずつアウトをしっかり取ること、試合の流れやチームメートの調子によって投げ分けたい」とピッチングでのこだわりを語ってくれた。

また打撃もオランダリーグで4割を打つなど力を持っている。登板の無い時には外野手として打撃面でも期待できる。2018年がエヴァにとって大垣ミナモにとってエキサイティングなシーズンになることを願ってやまない。

 

投稿者:

斎藤 孝一

名古屋市在住のスポーツライター。TV局の番組制作で長年取材してきた、岐阜のスポーツ選手の魅力を伝えたいとこのサイトを立ち上げました。大垣ミナモソフトボールクラブやハンドボールの飛騨高山ブラックブルズ岐阜、バスケットのGIFU SWOOPSなどを中心に、いろいろな岐阜のスポーツ情報を紹介していきます。

「1部定着のカギを握るオランダ代表エース」への2件のフィードバック

    1. やっと自主規制を解除しました。情報遅くてすいません。
      その分詳しく書きました。早く見てみたいですね。

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