代役が高いクオリティを発揮 群馬に快勝

J2第25節 〇岐阜 2-0 群馬   得点 クリスチャン(前半5分)、小野(後半34分)

チームの柱・庄司を欠いたFC岐阜だが、その代役ともいえる選手たちの活躍で群馬に2-0で快勝した。

主役はその庄司に代わってアンカーに入った小野悠斗。前半5分に高い位置でボールを奪うと、今季初先発のクリスチャンにラストパス、クリスチャンはGKの動きを冷静に見極め先制点を挙げる。

後半26分には小野から14節以来の先発となった風間宏矢に、相手の股を抜いたスルーパスが出る。ドリブルで持ち上がりシュートを放つが、これはポストに阻まれる。

待望の追加点は後半34分意外な形で生まれる。右からのCK、キッカーの小野はニアサイドに大きく曲がるボールを蹴る。すると判断を誤ったGKは処理できず、直接ゴールに吸い込まれた。

庄司不在で岐阜らしいパス回しはいくぶん減った印象だが、代役達はその個性を存分に打ち出し、いつでも取って替われることを示した。

FC岐阜の勝ち点は29となり、順位を17位に上げた。

FC岐阜対群馬 プレビュー

チームの心臓・庄司が不在 己の個性で打ち勝て

「庄司と同じことをする必要はない」大木監督は、出場停止の主将・庄司悦大に代わってアンカーに入る小野悠斗に向けて、自分の個性を打ち出すことを指示した。

今季初めてチームの心臓とも言える庄司を欠く。直近の2試合は無得点と再び決定力の課題が顔を出し始めた。「あとは決めるだけ」と永島悠史が言うように、ゴール前までの展開は悪くない。いかに自信を持って決め切るか、特に小野や今節チャンスをもらえそうな風間は得点に絡むプレーでアピールしたい。

「最下位にいるが強敵だと思う」と、群馬が相手でも大木監督に油断はない。岐阜が上位に上がるためには、勝利し続けるだけ、ただただそれだけだ。

大垣ミナモ 6連覇のウラにあった想い

チームをひとつにしたふたつの心

50年の歴史がある全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会で、史上初の6連覇を達成した大垣ミナモ。優勝できた要因を選手たちに聞くと、チームの心をひとつにした、ふたりの選手の陰の活躍が浮き上がった。

一人目は、入団2年目の溝口香夏子内野手。昨シーズンのリーグ戦大垣大会で、ヒザを負傷した粕谷朋世選手に代わって急遽出場、その穴を埋める好打でチームの勝利に大きく貢献した。内野手の手薄な大垣ミナモにとって今年の飛躍が最も期待された選手である。しかし今年に入り古傷の右肩のケガが再発、リーグ戦は強いスローイングをしないなど無理を押して出場したものの、6月に手術を受けなければいけなくなった。

溝口香夏子内野手

当然クラブ選手権は出場不可能。すると大会が始まる前に溝口選手は、選手の一人ひとりにリストバンドと共に手紙を送ったという。

川端めぐみ外野手がその内容を明かしてくれた。

「チーム自体は強いのに勝てない時があるのは、1つになれていない時に勝てていないからだと溝口は思っていて、本当にこのチームは強いから、みんなで一丸になって優勝してほしいってメッセージが書いてあって、それに動画も作ってくれて、試合前のミーティングで見て、みんなが絶対優勝するぞ、とひとつになれました」

献身的なルーキー

もう一人隠れたMVPがいる。今シーズン熊本商業高校から入団したルーキー、北園小百合内野手だ。高校時代は1年生からレギュラーを務め、インターハイ出場の経験もある。その北園選手は去年の4月に起きた熊本地震で被災。幸い自宅は無事だったが一変した街の風景にショックを受けた。学校は休校になり、全国から送られてくる救援物資を振り分けるボランティアに参加した。

北園選手は更に悲劇に襲われる。被災から1か月後、ソフトボール部の練習は再開されたが、8月の試合中に左膝前十字靭帯断裂の大けがを負ってしまう。大垣ミナモに入団後も当然プレーはできず、リハビリをしながら別メニューでの調整が続いた。試合で戦力にならない代わりに、グランドに一番最初にやってきては、先輩たちがスムーズに練習できるように、率先してその準備をする日々を送ってきた。

北園小百合内野手

クラブ選手権3回戦、北園選手は代打で公式戦初出場の機会を得る。北園選手は「ケガをしてから長かった、久しぶりの試合、結果がどうであれやってやろうという気持ちだった」と打席に立った時の心境を語る。

その結果、必死に食らいついた打球は2塁打になった。「ヒットを打った後、ベンチに戻るとみんなが笑顔ですごくうれしかった」(北園選手)

チームの主力打者、谷口敏子選手はこのヒットが大会のターニングポイントだったと言う。「打つ方は2回戦まで全然ダメで、北園が打ったところから打線が爆発した。ずっと出れなくても頑張っていたことをみんな知っていたし、何球も粘って、その結果2塁打を打ったのでみんなの心に響いたと思います。私も声にならないくらい胸がいっぱいになりました。北園のヒットがなかったら、もしかしたら・・・だったかもしれません」と、北園選手のヒットがチームの雰囲気を一変させたと語った。

大会史上初の6連覇という偉業はもちろん、監督の采配や出場した選手個々の頑張りで達成されたものである。しかしそのウラには、ケガを抱えながらもチームのために出来る限りの力を注いだ二人の努力があったことも覚えておきたい。

 

全日本クラブ女子選手権6連覇 選手たちの声

勝って当たり前というプレッシャーの中で

24日月曜日、全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会で史上初の6連覇を達成した大垣ミナモ。地元大垣に帰りやっと監督や選手たちの声を聞くことが出来ました。

第50回全日本クラブ女子選手権 結果

決勝 大垣ミナモ 10-0 厚木SC

準決勝 大垣ミナモ 12-4 takagi

3回戦 大垣ミナモ 10-0 石狩SC

2回戦 大垣ミナモ 4-2 アニバーサリー沖縄

<溝江香澄監督>

ーー6連覇おめでとうございます。打線が爆発したようですが勝因は打撃陣ですか?

「いえ、ピッチャーですね。打つ前にゲームを作ったのはピッチャーなので、バッテリーが良かったと思います。野手もたまたま大量得点につながりましたが、しっかり打つ仕事ができました。トーナメントの大事な試合にみんながちゃんと自覚や責任感を持って、調子を上げられたことはよくやったなと思います」

ーーチームの成長を感じられましたか?

「若いチームなのでまだ成長するし、伸びしろもあると思っています。ただ元に戻ったりするので、階段を絶対に降りるなと言ってあります。常に上っていけと、成長する意識が薄れて降りていくようではダメだと思います」

<山田麻未投手>

ーー6連覇を達成した今の気持ちは?

「ほっとしました。阻止しようというチームもあれば、『6連覇してね』と言ってくるチームもあって、自分たち以上に周りの人たちが意識してくれました。こういう経験は人生の中でも、なかなかできないと思うので本当にうれしいです」

ーー勝てた要因は?

「みんなが勝ちたいという強い気持ちを持っていたからだと思います。守備も良かったですが打線が爆発してくれました。今後のリーグ後半戦に向けて期待したいというか、頼りにしています」

<竹原由菜投手>

ーー6連覇した気持ちは?

「最初は調子が悪くて自分のピッチングができずにいたんですけど、最終日は大きく腕が振れるようになって自分らしいピッチングができたと思います。6連覇というよりも自分は、ミナモに来て初優勝だったのでうれしいし、まわりが笑顔になってくれたら自分もうれしいので良かったです」

ーー爆発した打線を見ていて感想は?

「みんな生き生きとしていて、自分も投げやすかったし、『打たせていいよ』と声をかけてくれてありがたかったですね。今回はすごい打線でした。これからもお願いします。2部でも打ってください」

<川端めぐみ外野手>

ーー6年連続優勝しました。

「ミナモが勝つのが当たり前だろうというプレッシャーもありましたが、終わってみたら楽しかったですね。昨年、一昨年はケガもあって、レギュラーではない中での優勝だったので、今年のクラブ選手権はレギュラーで出て優勝したいと取り組んできました。その結果、試合にも出ることが出来て優勝も出来たので、とてもうれしかったです。みんなめっちゃ打っていました。これをリーグ戦に繋げていきたいです」

<谷口敏子内野手>

ーー連覇した今の気持ちは?

「とりあえず、ほっとしています。プレッシャーは去年よりありませんでしたが、先輩たちが積み上げてきたものを、自分たちが潰すわけにはいかないと思っていたので、何とか繋げられて良かったと思います」

ーーリーグ後半戦に繋げたいですね。

「あまり意識はしていないです。1部リーグに行くために何をしないといけないのか、今年は特に明確になっています。みんなが打てている時には打てなくていいので、ここぞという時に打ちたいです」

他にも泣けるエピソードを伺いました、資料を揃えてから執筆したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

春のリベンジなるか高校野球岐阜県大会決勝

夏の甲子園を目指す高校野球岐阜県大会準決勝は、春の王者大垣日大が市岐阜商を1-0で、中京学院大中京は大垣商を8-0で下し決勝に進出しました。

決勝は大垣日大対中京学院大中京と昨年と同じ組み合わせ、更に春季大会決勝とも同じ対戦になりました。春季大会では大垣日大が12-2の大差で勝っています。中京打線が日大投手陣を打ち崩せるかが焦点になりそうです。

およそ20年現場で準決勝、決勝を見てきましたが、今年は行くことができません。両校の好ゲームを期待しています。

 

 

 

高校野球 準決勝組み合わせ

第99回全国高等学校野球選手権岐阜大会

準決勝 26日水曜日 長良川球場

11:30~  大垣日大 対 市岐阜商
14:00~  中京学院大中京 対 大垣商
展望

春季大会を制した大垣日大と2位の中京学院大中京、共に1点差の際どい勝負もあったが、順当に準決勝に勝ち上がってきた。その2強に挑むのは、この夏に実力を伸ばした市岐阜商と大垣商、強豪校を打ち破っての4強入りとなった。下馬評では2強が優位ではあるが「負けたくない」という心理が身体を強張らせるのが準決勝の舞台。過去に何度も有力校が敗れる波乱を見てきた。甲子園まであと2勝、いかに自分たちらしさが出せるかが勝敗を分ける。

 

 

 

フェンシング世界選手権 鈴村健太決勝トーナメント結果

ドイツのライプチヒで行われているフェンシング世界選手権、男子フルーレ個人戦に出場した法大の鈴村健太(大垣南高卒)は、予選リーグを5勝1敗の好成績で突破。しかし決勝トーナメントでは2回戦でイタリアの選手に敗れ、最終成績は27位となった。

日本勢は西藤俊哉(法大)が銀メダル、敷根崇裕(法大)が銅メダルを獲得した。ふたりに負けない実力を持っている鈴村、東京オリンピックでのメダル獲得に向けて更に頑張ってほしい。

大会史上初の6連覇達成 大垣ミナモ 

圧勝で6連覇 この勢いで1部リーグ昇格を

群馬県で行われた第38回全日本クラブ女子ソフトボール選手権、大会史上初の6連覇を狙った大垣ミナモソフトボールクラブは準決勝、決勝ともに打線が爆発。見事栄冠を勝ち取った。

準決勝 〇大垣ミナモ12-4takagi(5回コールド) 投手:山田麻未、〇竹原由菜 本塁打:平川穂波、粕谷朋世、田島萌愛

決 勝 〇大垣ミナモ10-0厚木SC(4回コールド) 投手:山田麻未、〇竹原由菜 二塁打:小泉あい、兼益明日香

溝江香澄監督コメント 「6連覇を達成できてほっとしています。初戦が辛勝だったので苦しい試合の連続かと覚悟しました。しかし打撃陣が決勝戦でもコールド勝ちできたようによく打ってくれました。クラブ日本一を誇りに、日本リーグ後半戦も1部昇格に向けてしっかり戦っていきます」

 

柳田優香主将 「大会史上初の6年連続クラブ日本一を達成できてうれしいです。今年の目標は1部リーグ昇格に加えて、このクラブ日本一を目指してきました。この優勝を自信にして、もう一つの目標である1部リーグ昇格に向けて、さらなる競技力の向上を目指します」

 

大垣ミナモはこの後、郡上市で恒例のミニキャンプを行い、国体東海予選、2部リーグ戦に挑みます。おめでとうございます。

町田の作戦にはまり連勝ならず FC岐阜

FC岐阜 0-2 町田ゼルビア

負けるとすればこのパターンという典型的な展開で町田に敗戦した。

町田は岐阜にボールを持たせても最後はやらせないという作戦。いくらボールをポゼッションされても、シュートを打たせなければゴールを決められることはない。

FC岐阜は高い位置でボールを保持するチームとして、最も警戒しなければならないロングボールからの裏への抜け出しで、先制点を決められてしまった。ボールを持てない町田としては、これしかないという展開、実際最初のチャンス、最初のシュートをゴールに結びつけた。そしてFC岐阜は、前半のうちに2点目を奪われたことで更にゲームを難しくしてしまう。

ただ守備に課題があるのはわかっていたこと。それよりも攻撃に重きを置いている以上、あれだけのチャンスを作りながら無得点だったのはいただけない。特に後半攻めるしかない岐阜はシュートチャンスをことごとく得点に結びつけられなかった。「決めるところは個の能力の部分にかかってくる」と風間が言うように攻撃陣の個々のレベルアップが必要だ。

次節は余計な赤紙をもらってしまった庄司悦大が出場停止。チームの心臓となるプレーヤーを欠くが、ホーム長良川競技場での戦い。岐阜らしいサッカーを見せて、ゴール裏のサポーターを喜ばせたい。

 

 

大垣ミナモ ベスト4進出

第38回全日本クラブ選手権 3回戦

〇大垣ミナモ 10-0 石狩SC

ミナモは投手陣が一人の走者も許さず、打線が爆発して快勝。ケガから復帰した北園小百合選手が公式戦初出場し、二塁打を放ちました。明日、準決勝、決勝が行われます。

ミナモ 10
石狩