GIFU SWOOPSのこと

岐阜から日本バスケットボールの最高峰「Bリーグ」参入を目指しているクラブチームがあることを知っている人はそんなに多くはないだろう。その名は「SWOOPS」(スウープス)。13年間岐阜県内では負けなし、クラブチームの全国大会も3度優勝している強豪チームだ。

出会いは4年前、まだ某放送局でスポーツコーナーを担当している時だった。秋に行われる第1回全国クラブバスケ選抜大会で優勝、春の全国クラブ選手権でも優勝したと知り、練習場に取材に伺ったのだ。するとそこではとんでもない風景が繰り広げられていた。ダッシュ、ストップ、ターン、ジャンプ、全てが速い、そして真剣だ。中学時代バスケットをかじっていたのだが、この練習はさすがにヤバイ、参加したくないなと思った。

更に取材を進めると、チームの中心人物・田中昌寛選手は、週2日の合同練習以外の日は自分で体育館を借りてトレーニング、自宅にもジム機器を入れて毎日筋トレを欠かさないという。「全国で優勝するためには当たり前」だと田中選手は事もなげに言った。

SWOOPS 田中昌寛選手

最初に放送した時は、優勝後のことであり番組内容として納得がいかなかった自分は、翌年、上司を説得して全国大会を追いかけさせてもらった。(愛知県で全国大会が行われたこともラッキーだった)激しいディフェンスからのスピーディな攻撃、美しい弧を描いて決まる3ポイントシュート、相手を翻弄するパス回し、全てが厳しい練習から得た自信あふれるプレーを見せ、SWOOPSは見事優勝を果たしてくれた。

番組を放送すると、局内で「こんなに強いチームが岐阜にあるのを知らなかった」とか「面白いね、このチーム」と絶賛された。自分は「こんな強いチームなら、プロでやれたら面白いのに」と勝手に思っていた。

すると、本人たちもBリーグを目指したいとひそかに夢を持ち活動していたようだ。熱心な支援者が集まりだんだんと形になっていった。

現在SWOOPSは2018-19シーズンからの「B3リーグ」参加を目指し活動を続けている。書類はすでにリーグに提出済みだが、今シーズンの成績もBリーグ参加に影響するそうだ。その基準となるのが全日本社会人バスケットボール選手権に出場する事。そのためには今週末に行われる東海クラブ選抜で2位以内に入り、更に全国クラブ選抜(9月)で5位以内に入らなければならない。(*ちなみに清流ヒーローズは岐阜県4位で東海クラブに出場できなかったため、B3リーグ参加は早くても19-20シーズン以降)

長くなってしまったので、SWOOPSが東海大会を勝ち抜く秘策や新戦力などの紹介、インタビューコメントなどは明日以降(本職の書き物がたくさんあったら明後日になるかもです)にお届けします。

投稿者:

斎藤 孝一

名古屋市在住のスポーツライター。TV局の番組制作で長年取材してきた、岐阜のスポーツ選手の魅力を伝えたいとこのサイトを立ち上げました。大垣ミナモソフトボールクラブやハンドボールの飛騨高山ブラックブルズ岐阜、バスケットのGIFU SWOOPSなどを中心に、いろいろな岐阜のスポーツ情報を紹介していきます。

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