SWOOPSに新たな力を

新生SWOOPS 万全の上に万全を期した補強

岐阜市のバスケットボールチーム「GIFU SWOOPS」が、Bリーグに挑戦することを高らかに宣言した後初めての公式戦が、今週末浜松市の浜松アリーナで開催される。来年B3リーグに参入するためのファーストステップ、2位以内に入り全日本クラブ選抜への出場権を、何としてでも勝ち取らなければならない。

と意気込んでみたが、監督や選手たちは極めて冷静に「優勝しか目指していない」と、2位は眼中にない様子。更に「圧倒的に勝たないと」と勝ち方にもこだわっている。その自信のウラにあるのは新加入の2人の外国籍選手だ。

Bingo Merriex選手

Bingo Merriex(ビンゴ・メリエックス)選手はアメリカ・テキサス州出身の36歳、フランスやドイツでプレーした後、2014年から日本でプレーしている。身長は206センチと大柄なインサイドのプレーヤーだ。得意なプレーを聞くと「energy!!」と答えるように、チームを引っ張る熱さが魅力でもある。

SWOOPSを率いる梶本健治監督も「ビンゴは高さもあるが、経験がある分SWOOPSにあったパスも出来る」とプレーの幅を強調、信頼を寄せる。

練習場でも明るい表情を振りまくビンゴ、「岐阜のチームも街もとても好きになりました。文化も好きだし、SWOOPSに来ることが出来てとてもうれしいです」と、岐阜の印象を答える。更に東海クラブ選抜について「自分がここに来たのは、試合に勝つこと、そしてSWOOPSがB3でプレーするのを助けること、チームの勝利のためにエネルギーとリーダーシップを発揮したい」と意気込みを語ってくれた。

Mike Allison選手

Mike Allison(マイク・アリソン)選手はカナダ出身で、8月4日に27歳になったばかり。マイクも身長206センチと大きく、リバウンドやシュートブロック、ダンクシュートが得意なパワーフォワードだ。SWOOPSに加入する前はカナダのチームに在籍していた。

日本での目標をマイクは「私の目標はトーナメントに勝ち、SWOOPSがBリーグに行くこと、そして来年のシーズンもこのチームと契約してプレーすること」だと言う。そして東海クラブではどんなプレーをしたいかと聞くと「シューターがより気楽にシュートが打てるように、ポスト内で存在感を示したい」と意気込んだ。

梶本監督も「マイクは若くてパワーがあるし、ダンクがずば抜けている」とそのプレーに期待を寄せる。「二人ともすごくまじめで、SWOOPSにマッチした選手、うまくかみ合って良いチームになっている」と新外国籍選手が加わった新しいSWOOPSにより一層の手応えを感じている。

ビンゴ選手と中野選手は仲良くお掃除

チームメイトも「日本人のバスケとは違う、規格外」(山田洋介選手)と驚く新戦力。もともとSWOOPSはディフェンスと速さに定評があるチーム、インサイドもクラブレベルでは強い方だったが、206センチと規格外の高さを加えたのは、より強みを増したいという補強のコンセプトだ。長年チームをけん引してきた田中昌寛選手は「いかにポゼッションを得るか、リバウンドの高さが出ることで必然的に攻撃の回数も増えると思うし、攻める回数が増えればそれだけ得点につながる」とその効果を語る。

しかしその一方で田中選手は、「僕らのチームは『ディフェンスを頑張って走る』というのが基本にある。高さが出ても『のらりくらり』になってしまったら、僕たちの良いところが消えてしまう」と、これまでやってきた速いバスケットを変えるつもりはない。

「優勝は目指しますが、Bに上がった時に戦えるかどうか」(田中昌寛選手)。果たして、外国籍選手を加えた新生SWOOPSはどんな戦いをするのか、東海クラブ選抜での期待は膨らむ。

*またしても長文になってしまいました。更に監督や日本人選手のコメントも取ってありますので、明日も試合の直前になりますが、SWOOPSの記事を書こうと思います。

投稿者:

斎藤 孝一

名古屋市在住のスポーツライター。TV局の番組制作で長年取材してきた、岐阜のスポーツ選手の魅力を伝えたいとこのサイトを立ち上げました。大垣ミナモソフトボールクラブやハンドボールの飛騨高山ブラックブルズ岐阜、バスケットのGIFU SWOOPSなどを中心に、いろいろな岐阜のスポーツ情報を紹介していきます。

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